Column|スタジオ撮影とロケーション撮影のおすすめポイントと注意点 Vol.1 2020年03月12日
ウェディングフォトを撮る理由は人それぞれですよね。
式を挙げないので、写真を撮るというフォトウェディングの方や、
式を挙げるので、ウェルカムアイテム用の写真を撮りたい前撮りの方、
当日着ないスタイルで写真を撮りたいという方…
色々なフォトプランを見てみると、なにやら「スタジオ撮影」「ロケーション撮影」なんて
見慣れない言葉が飛び交っていると思います。
たくさんある撮影プランの中で、一体何が自分たちにマッチするのか…
今回は、スタジオ撮影のおすすめポイントと注意点をご紹介します。
フォトプラン迷子になってしまう前に、一度参考にしてみてくださいね
スタジオ撮影
《おすすめポイント》
結婚式場にある写真室や、専門のフォトスタジオを使用する撮影がありますが
ここでは、専門のフォトスタジオを例に紹介していこうと思います。
スタジオ撮影のおすすめポイントは
・照明や冷暖房の設備が整っているので、季節や天候、時間に関係なくいつでも快適に撮影ができる
・ヘアメイクや着付け、撮影アシスタントなどのスタッフが常駐しているので、
お化粧や髪型、お衣装の崩れなどをすぐにお直しできる
・知らない人に見られるのが恥ずかしい、勝手に写真を撮られている、という外野の目を
気にすることなく撮影できる
・ロケーション撮影に比べると比較的短時間でスムーズに撮影を進めていくことができる
・カット数や、プランの選び方によっては費用をかなり抑えて撮影することも可能
基本的な設備としてバックペーパーと呼ばれる無地の大きな撮影用背景で撮ることが
多いですが、スタジオの設備によっては和室風や邸宅風など、世界観を作ったセットがありますので、
スタジオ撮影のサンプル画像などにも目を通しておくとよいかもしれません。
また、スタジオによってはペットとの撮影も可能のところもありますので、ペットと撮りたい場合はスタジオに
確認をとってみるのもよいでしょう。
待合スペースなども用意されているスタジオだと、ご高齢者のいる家族写真撮影もベストコンディションのまま
撮影することができるのもスタジオ撮影のおすすめポイントですね。
《注意点》
・撮影の背景が少ない
…ロケーションに比べると、背景パターンが少ないので、単調になりがちです。
背景のバリエーションよりも、衣装や表情などを見せる撮影を目標にしてもよいかもしれません。
趣味や結婚に関係するアイテムや小道具などを持参すると、オリジナリティのある写真が撮れます。
・大胆な構図が少ない
…屋内スタジオの最大のデメリットかもしれません。屋外なら青空が入るほどの広い構図に挑戦できても、
スタジオでは天井が写ってしまうため、挑戦できません。
しかし、逆に「こだわりの細部」まで写すことができますし、床に寝転ぶなど着崩れが心配されるようなポーズや
雑誌のように明暗がはっきりしているライティングの写真にもどんどん挑戦することができます。
撮影は不慣れな方が多いので、ストロボの発光になれなかったり、衣装の苦しさで体調が悪くなる場合も
ありますので、気分が悪くなったらすぐにスタッフに伝えましょう。
《まとめ》
スタジオ撮影は、
「天候に左右されずらく、人目を気にせず様々なポーズやシチュエーションに挑戦することができる。
小道具などを持ち込んで作り込んだ撮影も比較的手軽にでき、光や風などの演出もコントロールしやすい」
ことでしょうか。
ここにあげたポイントを参考に、自分たちがどんな写真を撮りたいのか、残したいのか。
結婚写真は一生の思い出に残る大切なものですので、納得できるようしっかり検討していきたいところですね。
次回は、ロケーション撮影のおすすめポイントと注意点を紹介したいと思います。
スタジオ撮影と比較してみて、さらに吟味してみてください。